タイムスリップシナリオ

 先日、戦国自衛隊1549を見てタイムスリップモノのシナリオも面白そうだなぁと思ったので、タイムスリップモノのショートキャンペーンを企画してみる。
 
 まんまそのまま戦国時代にシュネルギア級のトンデモ兵器を送り込んでも面白みが無い*1ので、舞台は天使兵が出現以降の時代、つまり40年戦役の時代に設定してみる。
 当時の戦力バランスとしては、天使兵があまりにも無敵すぎる為、敗走に継ぐ敗走、アペルギア及び試作型対天使兵器の開発によりようやく能天使1体相手に撤退戦を繰り広げられると言う圧倒的な不利なバランス。
 まだ、蝗*2は存在せず天使兵の総数も少ない為、天使兵を避けてのゲリラ戦で持ち直せる所が唯一の救いって感じかな。基本的には能天使1匹来ただけで全滅戦は必至だし。まあ、そのバランスが絶妙だったからこそ40年にも渡る壮絶な泥沼戦になったのだろうけどね。
 能天使レベルじゃ鼻息一つで吹き飛ばされちまう現代と比べると、なんとも素敵に燃えられるバランスだよねぇ。
 まあ、今回の企画はそんな中にシュネルギアを送りつけてしまうのだが……
 
 取り合えず、現状のルールの範囲内でこの状況を再現するのは無理なので、40年戦役時仕様のクラス設定を用意する。
 アペルギアドライバーに付いては以前用意したものがあるので、それを流用したデータで。
 機械化兵には現状データを流用して機体データを40年戦役のものへ、SA性能を40年戦役版にマイナーダウンした空軍仕様のもの*3と、強化装甲服*4を着用する陸軍仕様(専用のデータを用意)を用意する。
 後は希望者には一般兵を用意するくらいか?*5
 非戦闘クラスについては既存のデータで全く問題無し。
 
 そんな訳で、このキャンペーンではメインとなるギアドライバーを除いてはキャンペーンのみで使用するキャラ*6を作成してもらう事になる。
 
 登場クラスの性能に付いては兵器開発局カテゴリーで語るとして、過去に飛んでもらうギアドライバーには、キャンペーン上の制約*7というものを用意してみる。
 まず、基本的なPC側の制約としては、タイムスリップ後は弾薬及び負傷値の補給は基本的には不可能*8
 その制約から、フェンサー、トラバンター、及びそれらを含むタイプに対しては有効性が薄い設定となる。まあ、そのタイプのキャラには途中で武器が失われる可能性も出すとするか、基本的には非推奨にするのがベストかな?
 となると、候補となるタイプとしてはシューター、スナイパー、ミサイラーって所。
 シューターの場合、いざとなれば弾数無制限の機関砲を活用できるので割と安牌。それに機関砲が無制限扱いでないと設定しても、20mm弾くらいならば当時の物資で補給可能だしね。その代わり威力面で決定打に欠ける。
 スナイパーの場合、威力面では十分だしヤークトとかなら初期搭載分の予備弾倉だけで3話程度ならば十分に持つので弾薬面では割と問題は無かったりする。だけど、40年戦役時代の兵力では前衛となるユニットは期待出来ない*9為、演出的には美味しいかもしれない。
 ミサイラーの場合は、一番弾数制限がキツそうかな? まあ、呪法爆弾持ちなら問題は無いのだろうけど、そんなのは美しくないので特技の《呪法爆弾》は却下の方向で! スナイパー以上の制限プレイになりそうってところかなぁ。まあ、いざとなったら当時の技術レベルでの対天使ミサイルの試作型くらいは補給しても問題無い*10だろう。
 
 今回はさわりの紹介って所で、こんなもんで。

*1:つか、天下とっても面白くないし、シュネルギア1機あったところで、その後の世界の大きな流れは大して変わらんだろうしね。

*2:ホイシュレッケ

*3:40年戦役時代には既に航空部隊全盛にシフトしてきている為。

*4:エンコアで出てたヴァイス・ファングツェーネタイプやね。

*5:まあ、機械化兵の空軍仕様の能力下げてSA無くしてアガペー消費に制限を付けた玄人仕様クラスになるだろうけど。

*6:まあ、他にも世界大戦時シナリオをやる機会があれば使えるだろうけど。

*7:制約無しにそのまま飛ばすのでは面白くないしね。

*8:現代機に対応するパーツや弾薬は無いからね。

*9:ヤシマ系の白兵兵器はシュネルギア開発後の登場だろうし、期待できるとしたらグラップラータイプのアペルギアくらいかな?

*10:空軍タイプの機械化兵はそれがメイン武装だろうし。