死闘!陸上戦艦を破壊せよ!【後編】

 書き込み内容のメモを会社に忘れてきてしまったので、日にちは空いてしまったけど前回の続きから再会。
 相変わらずネタバレ全開で進むのでこれ以降は封印指定でよろろ。
 ネタバレを気にする人は、適当に避けて置いてください。
 
 前回の最後にあえなく全滅してしまったので、死体蘇生研究学者Dr.ミンチの実験材料となってしまったパーティー御一行。
 研究の成果は無事に実ったようでパーティーメンバーの蘇生に成功。
 ついでに、くず鉄になった戦車の回収*1を行なった後、十分の準備を整え再戦を挑む事とした。

 奴は強い。今までのように装甲を軽視した重装備では、一瞬でくず鉄にされる。まずは少しでも装甲を確保しなくては……、そしてやられる前に殺るだけの火力も必要だ。
 上記のコンセプトの元、対ボス戦で使用していなかった各種兵装を取り外して装甲の確保、多連装砲塔戦車ルルベルの第二主砲を重量の関係からおまけで付けていた軽量の主砲から強力な主砲に換装。
 考えられる限りの*2万全の準備を整え再び陸上戦艦ティアマットのデッキを乗り込む。
 
 ……そして、何度となく撃退された!
 
 そうこう繰り返して数戦。ようやく勝機が巡ってきた。
 その戦闘内容を記載してみる。

ポチ
史上最強の生物、バイオニックドックのポチ様。

 壊れるかもしれないからと、念のために外しておいた最強の御犬様専用プロテクター*3を装着して戦闘に挑む。
 その結果、脅威度を自動判別し攻撃を行う、ティアマットの防衛プログラムの恐ろしさを思い知る事となる。
 ……徹底的に放置された...orz*4
 全体攻撃の対空機銃はポチにとっては無効にできる程度威力だし、それ以外の攻撃を向けられる事は一切無しに戦闘に勝利。
 つかあれだ、せっかく特技のデコイ*5を持たせてやったのに一度も使ってくれない……
 そこまでしてくれる義理は無いって事か。こりゃ、暫くエサ*6は御預けだな!
 まあ、単体に攻撃して攻撃力を各パーツに分散されるよりも、全体に満遍なく攻撃してくれた方がありがたいと思い持たせたバルカン砲は期待通りの活躍*7をしてくれたので良しとするか。

ヴィルベルヴィント
つむじ風の如き弾幕を張り巡らす四連装対空戦車。

 4基搭載された対空機関砲*8は全弾命中すれば他の二台の戦車に積まれているレールキャノン並みの数値をはじき出す。しかもその内2基は全体攻撃性能を所持。
 しかし、ティアマットの集中砲火を受けるうちに一つまた一つと主砲が大破していき、残り1基になった時点でもはや気休めレベルの攻撃しか出来なくなっていた。
 乗員のメカニックは、砲弾の飛び交うさなか戦車を応急修理することのできる敏腕のメカニックなのだが、降りて修理を行なえば次の瞬間消し炭にされるのは目に見えている。
 しかし、運良くシャーシが大破せずに残っていたものの後2発も喰らえば、恐らくは死ぬであろうという極限状態。
 そんな訳で、現状の戦力で最高火力を誇る主人公の戦車、ルルベルを応急修理して華々しく散る道を選んだ。
 戦車から飛び出し応急修理を行なうと、案の定ティアマットの主砲に狙われ即死する。
 最後までGJやったぞメカニック!

ルルベル
レールキャノンとスリーバーストを装備する強力な戦車。

 主人公であるハンターが乗るちょっと変わった概観の多連砲塔戦車。
 装甲値を稼ぐ為に副砲とS-E*9を全て取り払って自前のレールキャノンと駐車場の戦車についていたスリーバースト*10を搭載して戦いに挑む。
 ヴィルベルヴィントを駆るメカニックが爆死後、順調にティアマットのパーツを破壊していくが、主砲よりも先にC-UNIT*11が大破してしまい、ただの人を乗せた箱になってしまう。
 緊急時の最終攻撃装置として積まれていたメタルブレード*12による体当たり攻撃*13は、相手に十円傷すら与えずに弾かれてしまう。
 戦車から飛び降りて、BSレーザー*14で戦う事も考えられたけど、そんな事したら即座に狙われて死ぬのは確定しているので、唯一攻撃力として残ったメルカバを1順でも長く持たせる為にひたすら防御(引き篭もり)に講じる事にした。

メルカバ
素晴らしいフォルムを持ったレールキャノン搭載車。

 生身で戦車と戦う実力を持つ鋼鉄のソルジャーの駆る主力戦車
 生身で戦えるとは言え、流石に陸上戦艦は相手が悪すぎる。ソルジャーとは言え外に出たら一瞬で蜂になってしまう。
 ルルベルのC-UNITが大破した後も健闘を続け、最後に残すは敵艦副砲のみとなるところまで追い詰めるが、それと同時にティアマットの放った砲弾によりシャーシ*15が大破してしまう。
 レールキャノンなら後3発も当てれば倒せたと言うのに、主人公は攻撃力0、ソルジャーの攻撃だけだと15回近く攻撃しなければ倒せないと言う最悪の事態に……
 もはや半ば勝利を諦めムードになりつつも、ソルジャー自慢の二丁拳銃乱射*16を行なうが、レールキャノンに比べたら僅かなダメージしか与えられない。
 乱射後のティアマットの反撃による攻撃は逸れたものの、恐らく次は無いであろう。
 もはや、これまでか……と二丁拳銃による通常攻撃を行った時、奇跡は起きた。
 眠れる獅子の再起動。
 突如起動したメルカバティアマットの副砲に砲口を向け、レールキャノンを放つ!
 
 ……どうやら、メルカバのC-UNITに搭載されていた自動攻撃システム*17が稼動したらしい。
 そいや、ソルジャー用の戦車だから1ランク低い*18C-UNITを積んでいたんだっけ……変えていないで良かった!!
 しかし、その次の反撃で死んでしまえばこの奇跡も意味が無いものとなってしまう。
 でも、それは杞憂として終る事となった。
 流石はソルジャーというべきしぶとさを見せ砲弾に耐え抜き*19、反撃の銃弾とレールキャノンの砲撃により、満身創痍での勝利を収める事が出来た。
 
 と、戦況的には上記のような結末に。
 ソルジャー頑張った! 偉い!
 メカニックも修理頑張った! 誉めて使わす!
 ポチ徹底的に放置された! 泣くな!
 主人公は最後の方は戦車の中で菓子喰ってた! カエレ!
 
 そんな訳で、久々にとても熱い賞金首戦を堪能する事が出来た。
 強かったぜティアマット! 貴様の事は忘れる事は無いだろ〜う。
 
 エンゼルギアでもこれくらい壮絶な戦闘がやりたいなぁ……バランス設定が難しそうだけど。3機の味方中2機が破壊墜落で、最後の一機が大破ぎりぎりで倒せるくらいの壮絶な奴。
 ミドルに戦闘を持ってきてクライマックスで内部侵攻作戦(ロゴスを温存させる)とかの設計にせんと難しいかなぁ〜。ロゴスパトスアガペーの配分については研究余地が十分にあるのぅ。

*1:デッキ忍び込んで、侵入者警報がでる一歩手前の辺りで牽引してのお持ち帰り。砲塔が絶えずこちらを向いていた気もするけどたぶん気のせい

*2:と、誇張するものの実際には駐車場に留めてある予備の戦車から適当にパーツを見繕って交換したくらい

*3:交換の為に破壊されたプロテクターが50個必要なので、集めるのが面倒

*4:このゲームは犬だけ生き残っても全滅扱いになる。

*5:敵の攻撃を自分に向ける

*6:ワンワングルメ

*7:ギリギリまで削ったパーツを相手の手番に回る前に止めを刺したり

*8:対空戦車なので機関砲が主砲扱い。威力は差ほど高くは無いものの対地対空能力を完備する他、他の主砲では届かない範囲外や高高度も狙う事のできる優れモノ

*9:特殊兵器

*10:主砲を3発同時に撃つ砲塔。前作だとちゃんと回数分攻撃していたのに、今作では3発で1回分の攻撃として扱われているので見た目だけ凄い微妙な主砲

*11:戦車を一人で動かす為に搭載されている管制装置。言わば戦車の頭脳って奴。これが壊れると全兵装が使用不可能になり移動する事すら出来なくなる。

*12:よく重機の先端についているアレ

*13:特技扱いなので、C-UNITが壊れていても使用可能。

*14:ハンターに支給されるツールを使用しての軌道衛星上からのレーザー照射攻撃。威力はそこそこ高いが使用料を請求される。

*15:戦車の本体にあたる場所。戦闘中にここが破壊されると、車両の外に強制的に排出される。

*16:特技

*17:乗員が戦車から降りて戦っている際に、主砲による援護攻撃を行なってくれる。

*18:1ランク下がるだけで防御力がかなり下がる。

*19:1発で約95%程削られたのでまさにギリギリ