タイムスリップシナリオ(2)
タイムスリップシナリオ - エンゼルギア -原罪証明書- 楽屋裏の続き
世界大戦シナリオの再現にあたって、一番ネックとなる部分が戦闘バランスの設定。特に対天使兵器に対するバランス調整の部分やなぁ〜。
前述した通り、世界大戦時は天使兵1体に対して撤退戦を行なわなければならないほど厳しい戦力差で且つ、天使兵の方も1地区に対して複数現れる事が稀な程数は多くないと言ったバランス。
このレベルのバランスだと、撃退する事ができるとしても、せいぜい能天使が良い所*1やな。
また、天使兵のスペック自体は現代とそう大差無い筈なので、能天使のスペックはルールブックに載っている現代の数値で変わらないとしとく。
ここで、GF誌のハルトマンについての記述を見ると、機械化兵でない*2ハルトマンが天使兵*3を撃墜しているとの記述がある。つまり、対天使効果のある兵装が存在している事を示すのやけど、ここでルールブックの範囲内で解決しようと「対天使効果:○」の兵装、例えば対天使ミサイルが存在するものとして処理すると、PCレベルの能力値を持って居れば能天使レベルは造作も無く倒せてしまう。
と言うか現代レベルでの対天使戦と全く変わらないものになる。
それでは、舞台を大戦時代にする意味が殆ど無くなってしまうので、ここで新たに大戦時仕様として対天使効果の段階を用意してみることにした。
■対天使効果 :小
《擬似ケルン》:ダメージが3/4になる。
《結界》 :ダメージが3/4になる。
《ケルン》 :ダメージが1/5になる。
《聖結界》 :ダメージが1/5になる。
《聖光結界》 :ダメージが1/10になる。
《絶対結界》 :ダメージは無効化される。
■対天使効果 :中
《擬似ケルン》:通常のダメージとして適用する。
《結界》 :通常のダメージとして適用する。
《ケルン》 :ダメージが1/2になる。
《聖結界》 :ダメージが1/2になる。
《聖光結界》 :ダメージが1/5になる。
《絶対結界》 :ダメージは無効化される。
■対天使効果 :高
《擬似ケルン》:通常のダメージとして適用する。
《結界》 :通常のダメージとして適用する。
《ケルン》 :ダメージが2/3になる。
《聖結界》 :ダメージが2/3になる。
《聖光結界》 :ダメージが1/3になる。
《絶対結界》 :ダメージが1/10になる。
対天使効果を上記のように設定して、
■対天使効果 :小
アペルギアの基本スペック
■対天使効果 :中
機械化兵の《リミッター解除》で付与されるスペック
アペルギア用武装の基本スペック
■対天使効果 :高
試作型対天使ミサイルの基本スペック
と、大体このようなバランスで設定を行なう。
なお、別途にアペルギアドライバー用のSAとして
《疑似ケルン》:使用する攻撃手段の対天使性能を1ランク上昇させる。但し「対天使性能:高」の兵装はそれ以上のランクにならない。
と、いったものを用意する。
模擬戦か何かでテストしてみないと適度なバランスなのかが分からないけど、これで大体は理想的なバランスになるんじゃないかなぁ〜と想定してみる。
あとは、もう少し現代戦の楽さから離れて欲しい所があるので、大戦時クラスに対しては、
と言った辺りを設定するのが良さげかな?
まあ、この辺はまたバランスを考えて設定してみるか。