クラス制度(1)

 クエスターは所有するクエスターランクに応じて、クラスを取得する事ができます。
 各クラスの階層はツリー状になっており、基礎となるクラスから順に「基本クラス」「応用クラス」「専門クラス」の3段階に分かれます。
 クラスの取得は、クエスターのベースレベルが上昇した際に得られるクラスポイント(CP)と通常経験点の両方を消費*1する事により行われます。
 特定の専門クラスを除き、段階による制限以外は存在しない為、マルチクラス的な取得は可能になっています。クラス取得による能力値の補正などは、各能力値ごとに取得しているクラスのうち一番高い補正値が適用されます。

クラスの階層構成

基本クラス

 全てのクラスの基本となるクラスで、系統別に4種類に分かれます。
 前提条件:レアリング以上のクエスターランクの取得
 最大レベル:5

応用クラス

 基本クラスから派生して、得意とするもの別に分化したクラスで、各基本クラスごとに数種類ずつ存在します。
 前提条件:アンファンガー以上のクエスターランクの取得、前提となる基本クラスを1レベル以上取得
 最大レベル:5

専門クラス

 応用クラスで扱う内容から更に専門化したクラスで、各応用クラスごとに数種類ずつ存在します。
 前提条件:ゲゼレ以上のクエスターランクの取得、前提となる応用クラスを2レベル以上取得
 最大レベル:10

基本クラス

ファイター

 近接武器の取り扱いに優れ、近接距離での攻防を得意とする基本クラスです。
 その攻撃力と防御力を生かし、パーティーのアタッカーやデフェンダーとしての活躍が見込めます。総合的な基本能力が高いため、単体でも基礎的なクエストをこなす力を持っています。
 応用クラスでは、主に扱う装備の重量別に派生していきます。
 主な上昇能力値:筋力、生命力

スカウト

 斥候としての身軽な動きをウリにし、射撃武器を取り扱っての遊撃的ポジションを得意とする基本クラスです。
 その機動力から、パーティのアタッカーとして活躍するほか、探索や情報収集面での活躍を見込めます。身軽である為、単体でもクエスト遂行能力は高いですが、その場合は純粋な戦闘クエストに対して安定性が欠けます。
 応用クラスでは、射撃・斥候・探索とそれぞれの分野に特化した派生をしていきます。
 主な上昇能力値:反射、社会力

メイジ

 攻撃・防御・回復・補助と、多岐に渡る魔法・魔術を取り扱う基本クラスです。
 取得する魔法・魔術に応じてアタッカー、デフェンダー、サポーターから探索の支援までを務め、パーティーの総合力を上昇させます。魔法・魔術とひとくくりにすると万能に見えますが、低レベルのうちは一人で取り扱う事の可能な範囲が狭い為、パーティ単位での行動が推奨されます。
 応用クラスでは、扱う魔術の種類に応じて、自身でマナを扱う魔術系、精霊に依存してマナを扱う精霊魔法系、召喚や転送、魔法生物の使役などを扱う召喚魔術系、宝石や札などの術具を利用して魔術を行使するガジェット系と分かれていきます。
 主な上昇能力値:理知、魔力

ソーシャル

 社会的な技能を取り扱う基本クラスで、その他の基本クラスとは毛色が異なります。メインクラスとしてよりは、サブクラス専用的な色が強いクラスです。
 応用クラスでは、それぞれ取り扱う分野に特化して貴族系、企業人系、商売人系、指揮官系、一般人系と分かれていきます。
 主な上昇能力値:社会力、理知

*1:よって、各ベースレベルごとに取得可能な上限が決まる