新キャラその後
ちょいとばかし日が空いてまったけど、前回の続きの話。
キャラ草案を作った後のIRCにて、いろいろと方向性が変わったので、現在の設定をつらつらと……。
前大戦時代に統一帝国軍が、連邦領内に存在したある悪魔崇拝者たちの施設を制圧した際に、保護された少女。
丁度彼らが、悪魔召喚の儀式を行って居るところを制圧したため、保護された時の状況は、13人の生贄(いずれも天使の血を引く者)となった子と、その血で描かれた陣の中央に位置する祭壇に、ただひとり生のある者として存在していたという、とても凄惨な状況であった。
ただし、集団自決を計ったのか、統一帝国兵が祭壇の間に辿り着いた時には、儀式を行っていたと見られる崇拝者たちは全員死んでいるという異様な状況でもあった。
その後、いくつかの調査の後に施設に送られる事になるが、悪魔崇拝者たちによる儀式及びその他の要因によるものか、痛み、恐怖、絶望感など様々な感情、感覚が欠落している他、精神系に作用する薬物の効果が一切見られないなどの調査結果がでている。
また、言語能力に問題は無いと思われるものの、意思疎通能力が著しく低く、本人との理性のある会話は、ほぼ無理と言える状態である。
その代わり、保護された時に所持していた2体のパペットを巧みな腹話術で扱い、それらを通して意志の疎通を可能としているが、それらのパペットはそれぞれ別に彼女とは別の人格を有しており、それらの人格が同時に存在していることから、特異性の多重人格の一種だと見られている。(ただし、データとしては彼女の意識が眠りに付いている時に、パペットとの対話に成功したとの記録も存在する。)
上記の体質的利点から、施設を出た後はG3の情報部に拾われ活動を行うが、その活動詳細としては指示には従い結果は出すものの、決して忠実ではなく、本人はやりたい事をやりたいようにやるが、やりたい事自体は無く目的を持たず手段を楽しんでいる面が見られ、その態度からLaune Puppe(ラユンヌ・プッペ、気まぐれ人形の意)と呼ばれ蔑まれている。
風貌としては病弱なまでに白い肌に地に着く程の長い金髪、前髪で顔の殆どが隠れているが、血のように赤い瞳を持っている。
保護された年度からして、少なくとも70は超えていると思われるが、保護されてから現在まで一切の外見的成長及び劣化が見られなく、おそらくは天使の血が濃いものなのであろうと言われている。
取り合えず、こんな感じに纏まった。イメージ的には悪魔付き系のキャラクター。
普段着の衣装的には退廃系と言うか、id:kokkuriの中の話によると、どうやらゴス系というらしい感じのキャラクター。ゴスロリではないので注意。
イメージ的には、リングの貞子を黒系の服にして金髪にして赤い目にした感じかな?
……こわ!
この世界に、悪魔と言う存在がいるかどうかは分からんけど、天使と呼ばれる者が存在するこの世界では、悪魔崇拝ってのは、かなりの異教中の異教な気もする。
名前は現在未定。恐らくは施設で与えられた名前って感じになると思う。
性格としては、本人は魔女っぽい感じで、ほぼ意思の疎通を不可能にする予定。
パペットその1として、愉快犯で破壊人格のおしゃべり悪魔系。でも、意外に面倒見の良い面もあるかもしれないキャラクター。
パペットその2として、ほとんど無言だがあらゆる仕事絵お黙々とこなすが、場合によっては断固として従わないと言ったキャラクター。たぶんこいつ居ないと任務達成能力が1割を切ると思われ。
と、言った構成にしようかなと。
複数のキャラを纏める必要があるので演技難易度は高そうだし、キャラがキャラなので扱いも難しそうだけど、興味半分でやってみたいキャラクターや。
……初期のパペットマペットと随分と変わったものが出来上がったなこれ?