エンギアファイト(仮)開発計画(2)

 基本データ仕様がそこそこ纏まってきたので順次公開してみる。

ヴィークル耐久度に関する拡張

 エンゼルギアでのヴィークルの耐久度は、【装甲、軽傷、重傷、致命、死亡】*1と分かれているが、演出レベルを超える有効な活用が殆どされていない。
 そんな訳で、まずはその辺を有効利用するルールとして、下記のものを用意してみた。

・機体スペックに減算式の防護点を設定。対物理防御と対エーテル防御の二つを設定する。
 それを前提として、それぞれの負傷ゲージが埋まった際に下記の効果を適用する。

  • 装甲:即座に戦闘不能状態
  • 小破:防護装甲1/4減少(端数切捨て)
  • 中破:防護装甲1/2減少(端数切捨て)
  • 小破+中破:防護装甲3/4減少(端数切捨て)
  • 大破:防護装甲全損
  • 破壊:破壊ゲージが埋まった後、2度目のクリンナップ時、もしくは装甲0時に撃墜判定。

 また、ダメージ属性付き攻撃をで、ゲージが埋まった際の効果を下記に変更する。

  • 小破:1度目:状態異常転倒(失速)を付加(抵抗ロール不可)、2度目以降:追加ダメージ+1
  • 中破:1度目:状態異常転倒(失速)を付加(抵抗ロール可)追加ダメージ+2、2度目以降:追加ダメージ+3
  • 大破:1度目:状態異常転倒(失速)を付加(抵抗ロール可)追加ダメージ+3、2度目以降:追加ダメージ+5

(装甲と破壊は埋まった時と同等)

キャラ作成用設定

 キャラクター作成に必要な要素がボチボチ出来上がってきたので貼り付け貼り付け。
 説明書きや名称については仮のもので、実数についても調整の段階なので、取り敢えずは概要のみ。
 基本的には複数の要素を組み合わせて出来上がったものをベースに、強化していくという形になる。
 また、複数からの組み合わせがめんどくさいという人用に、サンプルの組み合わせなども用意する予定。

生まれ(素体)

 ライフパスである生まれ表の使用有無については未定。こちらは実際の生まれを元とした素体としての能力値。

■生まれ(素体)

・一般人
極普通の一般人
初期アガペー低、基礎補正なし、技能補正なし
・オニの血
ヤシマ由来の古代種、オニの血を強く引く。肉体能力に優れるものが多く、特に血が強い者はオニの象徴である角を持っている。
初期アガペー中、肉体及び聖霊補正、技能補正あり
・エルフェンの血
統一帝国内一地方であるノイエンガンメ由来の古代種、エルフェンの血を強く引く。感覚器官に優れるものが多く、特に血が強い者はエルフェンの象徴である長い耳とアーモンド状の瞳を持っている。
初期アガペー中、感覚及び聖霊補正、技能補正あり
・天使の血
世界的な古代種といわれる天使の血を強く引く。知性に優れるものが多く、血が強い者ほど若さを保ち寿命が長い傾向にある。
初期アガペー中、理知及び聖霊補正、技能補正あり
・呪われた血
過去に忌み嫌われた強力な古代種の血を強く引く。様々な能力に優れるものが多いが、比較的短命である。
初期アガペー高、肉体感覚聖霊補正、技能補正なし
・実験体
クローン体、遺伝子強化体など、各種の実験により生を受けている為、様々な調整を受けている。
初期アガペー高、肉体及び感覚補正、技能補正あり
・無生物
人工知性体、いわゆるAIと呼ばれるものや、単純に機械プログラムなど。
初期アガペー0、感覚理知補正、肉体聖霊階級0、技能補正あり、AP効率倍化

資格

 資格というか素質というか、現在の体の状態。
 何か良い呼び名があればご意見よろしく。

■資格

・有資格者
ギアドライバーの資質たる黒い天使核を所持している。
選択条件:一般人、オニの血、エルフェンの血、天使の血、呪われた血、実験体
初期アガペー高、能力補正あり
・機械化
体を機械化し、V機関を埋め込む事で超人的な能力を手にしている。
選択条件:一般人、オニの血、エルフェンの血、天使の血、呪われた血、実験体
初期アガペー中、能力補正あり、SA《リミッター解除》
・完全機械化
脳以外の生体パーツは全て機械化した完全な機械化兵。
選択条件:実験体
初期アガペー中、能力補正あり、SA《高速機動モード》
・一般人
通常の一般人ではあるが、極普通の一般人に比べて強い天使核を所持している。
選択条件:一般人、オニの血、エルフェンの血、天使の血、呪われた血、実験体
初期アガペー低、能力補正なし
・強化
生体強化や薬剤などにより強化調整を受けた兵士。一般人に比べ高い能力を持っている。
選択条件:一般人、オニの血、エルフェンの血、天使の血、呪われた血、実験体
初期アガペー中、能力補正あり
・ドロイド
人工知性体や機械プログラムの為に作られた箱。
選択条件:無生物
初期アガペー0、能力補正あり、ボディ選択可能

クラス

 そのまんまクラス。表中で選択可能となっているのは選択はできるものの一部制限ある組み合わせ。
 名称は適当。

■クラス

・ギア乗り
エンギアファイトでの主力兵器たるシュネルギアを扱うドライバー
選択条件:有資格者で且つ20歳未満
供給物:シュネルギア系兵器
・FU乗り
エンギアファイトでの準主力兵器たるフライングユニットを扱うパイロット
選択条件:完全機械化、ドロイド
選択可能:機械化、強化
供給物:フライングユニット
・戦闘気乗り
エンギアファイトでの支援兵器たる戦闘機を扱うパイロット
選択条件:機械化、強化、ドロイド
選択可能:一般人
供給物:戦闘機系兵器
アペルギア乗り
エンギアファイトでの準主力兵器たるアペルギアを扱うドライバー、20歳を越えて登場資格を失った元ギア乗り等が多く存在する
選択条件:有資格者、強化、一般人
供給物:アペルギア系兵器
・ナビゲーター
シュネルギアの火器管制を全般を勤めるナビゲーター
選択条件:有資格者、強化、ドロイド
選択可能:機械化、完全機械化、一般人
供給物:−
・オペレーター
戦闘管制オペレーター、1チームに1人はどうぞ
選択条件:強化、一般人
選択可能:機械化、完全機械化、ドロイド
供給物:−
コマンダー
任務の受領から部隊の運用まで、雑務で溜まったストレスは空中戦艦の主砲でぶちかませ!
選択条件:一般人
供給物:戦艦系兵器

感情特性値

 負傷ゲージについての修正は最初に記載したものに加え、負傷ゲージが埋まる事によって得られる補正値のタイプも、キャラクター毎に選択式に拡張。
 表中の覚醒補正については、〈意思力〉判定SAの《覚醒》*2を使用した際に得られる補正の目安を書いている。まあ、ぶっちゃければ種割れの類やな。

■感情特性による負傷ゲージ補正の変化

・ノーマル:標準型
通常±0、小破+1、中破+2、小中+3、大破+4、破壊+5
覚醒補正:負傷ゲージ補正×2、SP増加補正×2
・プライド:無傷の時に強気
通常+2、小破±0、中破−2、小中−3、大破−4、破壊−5
覚醒補正:負傷ゲージ補正×(−1)、SP増加補正×3
・ウィーク:通常補正は低いが覚醒補正が高い
通常−1、小破−2、中破−3、小中−4、大破−6、破壊−8
覚醒補正:負傷ゲージ補正×(−2)、SP増加補正×3
・マシーン:冷静でどんな状況でも起伏の無い対応
通常+1、小破+1、中破+1、小中+1、大破+1、破壊+1
覚醒補正:負傷ゲージ補正+2、SP増加補正×1.5(端数切り上げ)
・チャージ:スロースターター
通常−2、小破−1、中破+3、小中+4、大破+6、破壊+8
覚醒補正:負傷ゲージ補正×1.5(端数切り上げ)、SP増加補正×1.5(端数切り上げ)

あとがき

 取り合えず今回はこんなところで。
 まだまだ未調整ではあるけど、それなりに先は見えてきたかもしれん。

*1:ちなみに、うちのローカルでは、人間の負傷ゲージと区別する為に【装甲、小破、中破、大破、破壊】としている

*2:使用条件などは現在調整中