考えるだけ無駄なお値段の話

 エンゼルギアの世界の兵器を現実の値段に換算してみようの巻き。
 
 まずは、一番比較が楽そうなミサイルから。現実のミサイルの値段をグーグル先生に円換算してもらって適当換算。
 端数は適当に切り上げ。

短距離空対空ミサイル:サイドワインダー:1000万円
中距離空対空ミサイル:スパロー:1900万円
中距離空対空ミサイル:アムラーム:5500万円
巡航ミサイル:トマホーク:7100万円
対戦車ミサイル:ヘルファイヤ:2300万円
対戦車ミサイル:マーベリック:2900万円

 この中で、エンギア内に出て来るミサイルで対応させられそうなのは、対戦車ミサイル
 マーベリックの値段を3000万として、対戦車ミサイルは2発でコスト8なので、ミサイルのコストはコスト1あたり750万円とする。
 そんな感じで、主要ミサイルの値段を列挙してみると……

対戦車ミサイル:1発辺り3000万円
対天使ミサイル:1発辺り2800万円
エーテル誘導対天使ミサイル:1発辺り6375万円
呪法誘導対天使ミサイル:1発辺り7125万円
呪法弾道ミサイル:1発辺り1億5千万円

 呪法弾道ミサイルあたりは、宝くじ1等1本分とかそんな値段。
 エーテル誘導対天使ミサイルをミサイルランチャー4基にフル装備したイェーガーの全力斉射で20億4千万円。
 呪法弾道ミサイルを4基積まれた方がまだ懐に優しいです。
 ミサイラーの方は無駄撃ちを避けましょう。……むしろ、存在自体が懐に優しくないとも言います。
 
 まあ、対天使ミサイルがスパローの5割増、エーテル誘導対天使ミサイルがアムラームの2割増程度と考えれば、実はそれほど高くは無いのかもしれないけど。
 
 次に白兵武器を考えてみる。
 比較基準は何故かリーニエボンベ。
 リーニエボンベの概観とスペックは、チェーンマインが基準となっていると思うので、チェーンマインのスペックで換算。
 ネットで検索してみると、チェーンマインに繋がっている爆弾の数は15個っぽい。
 爆弾1個辺りの値段を、mk82爆弾〜mk84爆弾の値段が1万$〜2万$だということと、対天使効果も付いている事から1発辺り2万$として、15発1セットで3万$がコスト7で売られているので白兵武器のコストはコスト1あたり500万円とする。
 そんな感じで、主要白兵武器の値段を列挙してみると……

カタナ:3500万円
呪法剣:5500万円
エンゲルシュヴァルト:5000万円
リーニエボンベ:3500万円(使い捨て)

 一つの武器で複数の敵を相手にするフェンサーは懐に優しいです。フェンサーガンバレ!
 ただし、量産の効くミサイルと違い、出撃毎に刀鍛冶が数人がかりで整備をしなければいけないので整備部泣かせです。
 単価は高いものの、使い捨てのリーニエボンベで頑張ってくれる方が、整備部的にはありがたいそうです。
 
 他の兵器は比較が面倒なのでコストを出していないけれど、ハンドガンや狙撃用ライフルは弾薬コスト的にも整備部的にも優しいので、スナイパー及びハンドガンナーの方は頑張って下さい。
 割と無限と思われがちな機関砲は、原子力の変わりに天使核技術が発達しているこの世界では、廃材再利用の劣化ウラン弾は無いだろうから20mmタングステン徹甲弾の1発7万円換算で、秒間50発として秒間350万円。
 結構バカにならないので、シューターの人は無駄撃ち注意でどうぞ。